DIARYクラブ便り

夏休みの自由研究⑤ ハミ

馬の前歯と奥歯の間には、けっこう広いすきまがあいています。
馬の食べ方は、人間のように「かむ」のではなく
「すりつぶす」ので、すきまが必要なのかも。

このすきまに、「ハミ」という金属の道具をうまくはめこんで
その先につないだ手綱で、馬に指示を出すわけです。
口の中なので、微妙な指示も伝わりやすいのですね。

紀元前1300年(つまり今から3千年以上前)の
馬の骨に、ハミを使ったあとが残っているそうです。
先人からの知恵の遺産ですね。